学習内容
- 階段手摺タイプ
- 上部手摺の扱い
- 補助手摺
階段手摺の振る舞いをチェックしましょう。 |
準備
ここから練習用ファイルをダウンロードして開いてください。演習
1.上部手摺の修正
作成した手すりをみると、上部手摺が少々足らないのでこれを伸ばします。
- プロジェクトブラウザ>平面図>2FL
- Y7-Y8の吹き抜けを拡大し、手摺を選択
- 表示パネル>選択ボックス
- 選択パネル>修正
- 手すりをマウスオーバーして、TABを何度か押して上部手摺だけを選択
- 連続手摺タブ>手摺を編集
- ツールパネル>パスを編集
- 作業面パネル>セット で 参照面:延長面 始端/下部 を選択しOK
- 階段が上り始めている側の手摺端を拡大し、青い線の端部をクリック
- マウスを移動して仮寸法が50になったらクリック
- 作業面パネル>セット で 参照面:延長面 終端/上部 を選択しOK
- 階段が上り切っている側の手摺端を拡大し、青い線の端部をクリック
- 仮寸法が50になったらクリック
- モードパネル>✔
- 選択パネル>修正
このように上部手摺は単独で端部のパスを追加することができます。
2. 階段の手すり(1FLから2FL)
階段の手すりを吹き抜けの手すりと同じような構成の手すりにしてみましょう。階段用の手摺タイプおよび上部手摺のタイプを作成して振る舞いを確認します。
- 1FL-2FL間の階段手摺を選択
- プロパティウインドウ>タイプセレクタ>手摺A
- プロパティウインドウ>パスからのオフセット を 40
このままではいくつかの問題があります。例えば終端の支柱が吹き抜け手すりと重なっていますし高さもあっていません。また支柱の間隔が広すぎます。
- 階段手摺を選択してプロパティウインドウ>タイプを編集
- 複製ボタンをおして、名前を「手摺B」にしてOK
- 手摺の構造(非連続)の編集ボタンをクリック
- 1行目の高さを700、2行目の高さを100 としてOK
- 手すり子の位置の編集ボタンをクリック
- 手すり柱グループの3行目(終点側の柱)の手摺子ファミリを なし でOK
- 上部手摺グループの高さを 900
- OK
踊り場の部分の手すり高さを+100しておきます。
- 階段手摺を選択してプロパティウインドウ>タイプを編集
- 踊り場高さに調整する を はい
- 踊り場高さに調整 を 100
- OK
一番下側の支柱が半分踏み面からはみ出しています。
- 階段手摺を選択
- モードパネル>パスを編集
- 一番下のスケッチラインの端点をドラッグし、スケッチラインの長さが2640にする。
- モードパネル>✔
上部手摺の下側の端部を加工します。
- プロジェクトブラウザ>断面図>断面図3 を開く
- 手摺をマウスオーバーしてTABキーを何度か押して上部手摺がハイライトされたらクリックして選択
- 連続手すりパネル>手すりを編集
- 作業面パネル>セット で 参照面:延長面 始点/下部 でOK
- ツールパネル>パスを編集
- 描画パネル>線分
- 上部手摺上端の青い線の端部から初めて、任意の形状に手摺のパスを作成
- 選択パネル>修正
- 表示タブ>作成パネル>3Dビュー
出来上がった階段の状態を確認します。
3. 階段の手すり(2FLから3FL)
だいぶプロパティの扱いにも慣れてきたことと思います。続けて2FLから3FLに上がる階段の手すりタイプも作成しましょう。
- 切断ボックスの上面のハンドルをドラッグして、3階が見えるまで広げます。
- 2FLの吹き抜けの手摺(手摺A)を選択
- クリップボードパネル>クリップボードにコピー
- クリップボードパネル>貼り付け▼>選択したレベルに位置合わせ で 3FL を選択しOK
- 2FL~3FLの階段の手すりを選択
- プロパティウインドウ>タイプセレクタで手摺B を選択
このままでは始点(下側)の手すりが吹き抜けの手すりと重なっていますので、始点側の手すり柱を取り除きます。
- 階段手摺を選択した状態で、タイプを編集
- 複製ボタンをおして、名前を 手摺C とし OK
- タイプを編集
- 手すり子の位置の編集ボタンをクリック
- 手すり柱グループの3行目の手すり子ファミリを なし にしてOK→OK
3Fの手すりをぐるりと一周させます。
- プロジェクトブラウザ>平面図>3FL
- 手すりを選択して モード>パスを編集
- スケッチラインをすべて選択し、SHIFTを押して上の水平線を選択して除外する
- 修正パネル>鏡像化・軸を描画
- 階段の終点をクリック→やや上方にマウスを移動してクリック
- 修正>コーナーへトリムで右上の角をつくる
- モードパネル>✔
保存(必須ではありません)
- R>名前を付けて保存>プロジェクト
- 「My演習18.rvt」として適切なフォルダに保存します。
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